ヴイストン(大阪市)と国際電気通信基礎技術研究所(京都府相楽郡精華町)は、高齢者や障がい者(チャレンジド)支援のためのロボット技術の研究開発などに利用可能な等身大の人型ロボットプラットフォーム「Robovie(TM)-R Ver.3」を開発した。同サイズのロボットプラットフォームとしては低価格の380万円(税抜)に抑えたという。
▽以下、詳細はりリース参照
これまでの等身大の人型ロボットは、エンターテイメントを中心としたロボットサービスに主に利用されてきましたが、近年では、高齢者・障がい者(チャレンジド)の社会参加に貢献するロボットサービスへの利用に大きな期待が寄せられています。例えば、商店街や駅などで、高齢者・障がい者(チャレンジド)に付き添ってロボットが道案内をする、買い物の支援をするなど、様々なサービスが考えられます。このようなサービスをロボットが行うためには、点字ブロックなどの凹凸を乗り越えられる走破性、人の歩行速度と同程度の移動速度、環境に埋め込まれたセンサや携帯電話・携帯端末との通信機能、などが備わったネットワークロボットが必要になります。
Robovie(TM)-R Ver.3は、これらの機能を搭載した等身大の人型ロボットで、商店街や駅などでこれから展開される様々なロボットサービスの実証実験向きの特長を持っています。まず、点字ブロックやスロープ(階段に変わる傾斜路)などを乗り越えられる高い走破性と、高齢者と並んで移動するための移動速度(約2.5km/h)を兼ね備えています。また、家庭用ゲーム機でも利用されている無線コントローラによる簡単な遠隔操作や、オプションとして、全方向移動機能(あらゆる方向に瞬時に動く機能)や、グリッパハンド(モノをつかんで運ぶための手)なども用意されており、操作性・拡張性も優れています。
Robovie(TM)-R Ver.3には様々なセンサも搭載されています。人とのコミュニケーションを実現するために、触覚としてのタッチセンサ(11個)、眼としてのUSBカメラ(2個)、耳としてのモノラルマイク(2個)、口としてのスピーカ(1個)を内蔵し、さらにオプションとして2つのレーザ距離センサも搭載可能です。ロボットのコントローラとしては、Windowsが動作する高性能PCをメインコンピュータとして内蔵しており、サブCPUとしてヴイストン製ロボット用CPUボード「VS-RC003HV」を採用しております。付属のモーション作成ソフトウェア「RobovieMaker? 2」において、条件分岐や変数の演算を含んだ高度なモーションプログラミングが可能なほか、VS-RC003HVをシリアル通信にてメインコンピュータと接続することで、各種デバイスを利用した、より高度なモーションの開発を可能としました。ロボットの外装は、写真(次頁参照)が標準のものですが、オプションとして、ロボットクリエーター高橋智隆氏(株式会社ロボ・ガレージ)によるデザインの外装も選択可能です。
このように高い性能を持つロボットプラットフォームを低価格で販売することにより、高齢者・障がい者(チャレンジド)のための研究開発※を加速することが期待されます。
※等身大の人型ロボットプラットフォームとして、その他の様々な研究開発にもご利用頂けます


















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