免疫生物研究所、アルツハイマー型認知症に関連する「アミロイドβ オリゴマー測定ELISAキット」を販売

免疫生物研究所は8日、アルツハイマー型認知症(以下「AD」)に関連する、「アミロイドβ オリゴマー(以下「Aβオリゴマー」)測定 ELISAキット」試薬の販売を開始したと発表した。アルツハイマー型認知症患者の脳ではAβオリゴマーが健常者よりも増加していることが多数報告されており、Aβオリゴマーを定量出来る試薬が広く求められていたという。

 同社発表の概要は下記の通り。
 全世界でADに苦しむ人は約1800万人とされ、その数は高齢化が進むにつれ増加しており、大きな社会的な問題として取り上げられています。ADの原因は未だに解明されていませんが、病理学的な特徴の一つに、神経細胞表面への老人斑の沈着が見られます。この老人斑の主な成分は、アミロイドβ(1-42)(以下「Aβ(1-42)」)と呼ばれる不溶性タンパク質の凝集であり、この凝集による老人斑の沈着が起こると神経細胞死が急速に広がるため、ADの成因に深く関わると考えられてきました。

 しかしながら近年では、この凝集過程の中間体である可溶性のAβオリゴマーに強いシナプス障害作用があり、これによって認知機能が低下し病気が発症するという「オリゴマー仮説」が有力となってきています。実際に、AD患者の脳ではAβオリゴマーが健常者よりも増加していることが多数報告されています。

 これらの事から、ADに対する新たな医薬品開発に向けた研究の展開に、Aβオリゴマーを定量出来る試薬が広く求められておりました。今般のAβオリゴマー測定ELISA キットの販売は、ADの基礎研究ばかりでなく新たな医薬品開発への支援に応えるものと考えております。

【 製品情報 】
製品番号:27725
製品名:Human Amyloidβ Oligomers(82E1-Specific) Assay Kit - IBL
容  量:96ウエル
価  格:120,000円

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